インターネットで
知識やノウハウを販売する
『コンテンツビジネス』
少ない資金で始められて
内容の自由度も高い分野。

僕も長いことやってますわ~
でも、その自由さの裏には、
法律やモラル、ルールがいくつも存在します。
ちょっとした表現や
手順の抜けが、
思わぬ違法行為に
なってしまうことも珍しくありません。
「これくらいなら大丈夫だろう」
と軽く考えるほど、
トラブルは後から深刻になります。
なのでこの記事では
コンテンツビジネスを始めるときに注意すべきポイント
具体的に整理しました。
最低限守るべきルールを
あらかじめ知っておくことで、
余計なリスクを減らして
安心してビジネスを続けられるはずです。
コンテンツビジネスに違法性はない?



結論から言うと、安全です
- ブログ収益化のノウハウPDF
- Webデザイン学習動画
- マーケティング戦略のe-book
- 正しい確定申告の申請の方法・書き方
このように「知識・経験をまとめたコンテンツ」であれば問題ありません。
コンテンツビジネス
=ノウハウや情報を商品にするスタイル。
こういうのって
法律・公序良俗との境界が
あいまいになりやすいです。
(わざと過激さを狙ったりね)
「これくらいなら問題ないだろ」
と思えるような表現や手法でも、
実際には詐欺的行為とみなされて
刑事罰や行政処分の
対象になることもあります。
たとえば
「確実に儲かる」と強調しすぎたり、
リスクをほとんど
説明しなかったりするだけで、ダメ。
そもそも”情報販売”って
購入者にとって形のない商品です。
ので、
言葉の選び方や
提供する情報の正確性が
シビアに問われるビジネス。
もしも
コンテンツビジネスを
始めようと思ってて
気になることがあるんなら、
曖昧に済ませようとせず、
取り扱うテーマ・ノウハウが
法律にどう関係するのか?
一つひとつ
確認しておくことが大切。
特に
金融・美容に関わる内容は
法律だけでなく
業界ガイドラインも確認する必要があります。
僕もゴリゴリ
情報発信やってる身ですけど
まず最初に1つ言いたいのは、
焦って販売を始めるより
リスクを最小化する準備を徹底する
こっから始めたほうが
長い目で見て安心でしょう。
小さな確認を怠るだけで
大きな問題に
発展するケースは珍しくないですから。



『無知は罪』て言いますからね
コンテンツビジネスで注意するべきこと
じゃあ、
みんなが特にやりがちな重大ミスを
いくつか挙げます。
こう見えて
僕ってば心配性なんでw
こういうの調べてからやってます。
同じく心配性なあなたのために
ここに書いときますね。
①著作権侵害に注意する
ネット上には
魅力的なコンテンツや画像が
日々大量に公開されています。
だからといって、
それらを無断で利用してしまうと
一発で著作権侵害になります。



「著作権侵害は親告罪だから大丈夫」とかいう人いるけど言ってる意味がまったく不明…相手がその気になったら親告されますが?
こういうのはマジで落とし穴で、
「少しくらいなら平気だろう」
て感覚が
思いがけないトラブルを呼ぶんですよね~
一度訴えられれば、
高額な損害賠償や
サイト閉鎖など、
深刻な影響が出ます。
ブログ記事に
他人の写真を貼り付けたり、
引用のルールを無視して
文章を転載したり。



知らなかったじゃ済まされない
引用する場合は、
出典の明記や
引用の範囲など、
基本的なルールをきちんと守ることが重要です。
もしも不安があるなら、
使用許諾を取る手間を
惜しまない方が安全です。
一見手間に感じるかもしれません。
が、
こういうひと手間が
ビジネスの信用を支えます。
②誇大広告・虚偽表示を避ける
「誰でも必ず稼げる」
「たった一週間で人生が変わる」
あ~~~よく見るよく見るw
こうした
断定的で過剰な表現は、
景品表示法や
特定商取引法に違反する可能性が
とても高いです。
そもそも、
根拠のない約束や保証は
購入者を誤認させやすい。
たとえ自分が
本気でそう信じていても、
それだけでは正当化できません。
「月収100万円”確実”」と謳った広告が
行政指導を受けた事例もあります。



「確実」や「100%」は使っちゃダメ
ビジネスを続けるうえで大切なのは、
誇張に頼らず、事実を正確に伝えることです。



「贅沢せず、ニートになってゆるりと暮らす方法」程度のコピーでも十分魅力的ですよ
誠実な情報発信を心がけることが
長期的に信用を積み上げる近道です。
③特定商取引法の表示義務を遵守する
コンテンツをネットで販売するなら、
特定商取引法に基づく表示を
きちんと整える必要があります。



これは『法律上の義務』です。任意じゃないんすよね~
最近よくある形式、
独自プラットフォーム(ドメイン内)×独自商品(手作りのデータ)
を売りたい場合は
販売者の氏名、住所、
電話番号、返品・返金のルールなど
誰が見ても分かるように
明記する必要があります。
トラブルが起きたとき、
表示義務を怠ると
不利な立場に追い込まれます。
気になるようであれば
- バーチャルオフィスをレンタル(月300円程度からあります)←オススメ!
- 屋号を取得(税務署でできます)
- ココナラ・noteなど、特商法を代行してくれるプラットフォームを利用する(これがいちばん楽)
これだけで
余計なトラブルを未然に防げます。
④内容が違法行為の指南にならないようにする
ノウハウの内容によっては
グレーゾーンに触れる場合があります。



還付金請求・保険請求とかね…
こういう
『脱法スキーム』や
『不正受給の方法』を
具体的に教えるのは、完全にアウトです。
それは単なる知識の共有じゃなく
違法行為を助長する
法外行為とみなされますのでね。
たとえば
「確定申告で得する方法」
「保険金を定期的に受け取る手順」
こういうのを解説するコンテンツだと
販売者自身が
刑事罰の対象になるリスクがあります。
「みんなこれで稼いでるから自分も平気」
この認識がとっっっても危険。
情報を届ける立場として
責任はとても大きいです。



決断して買ってくれた人の人生も壊してしまう…
裏技や抜け道という言葉で
過剰に煽るんじゃなく、
合法的にできる範囲を明確に示す
こっちのがよっぽど楽に
信頼につなげられますよ。



大人しくブログとメルマガで実直に稼ごう
一線を越えないためにも、
自分が提供する情報の影響を
つねに意識しておくことが大事です。
⑤個人情報の取扱いに十分注意する
コンテンツビジネスでは、
購入や、問い合わせの際に
相手の個人情報を扱うことになります。
その情報は、
名前や住所だけでなく、
メールアドレスや購入履歴(領収書)など
多岐にわたります。
こういうのの管理を怠ると
たった1度の漏えいで
一気にすべての信用を失いますよね。
プライバシーポリシーを
きちんと用意し、
どのように情報を取得し、利用し、保管するのか?
明確に説明することが基本です。
「小さなビジネスだから大丈夫」
と油断するのは危険です。



僕らのように規模が小さいからこそ『一発KO』がありえる
データの保管には
パスワード管理や
暗号化での制限を徹底し、
共有する相手も最小限に絞りましょう。
⑥収益モデルと責任範囲を明確にする
コンテンツビジネスでは
成果報酬型や
アフィリエイト型など
いろんな収益モデルを
組み合わせることがあります。
一見便利で柔軟に見えますが、
そのぶん
責任の所在が
あいまいになりやすいです。
「自己責任でお願いします」
とだけ記載しても、
トラブルを100%
回避できるわけじゃありません。
たとえば
「成果が出なかったときはどうするのか」
「サポートはどこまで対応するのか」
といったポイントを
しっかり明文化しておくのが無難。



最初に自分でルールを決めといて、分かりやすく伝えることが大切です
もし分からない部分があるなら、
専門家に相談してでも
整理しておく方が安心ですね。
⑧クレーム対応・返金対応をルール化しておく
どんなに誠実に
ビジネスを運営していても、
クレームや
返金の要望は起こるものです。
そのときに準備がないと、
感情的なやり取りに発展したり、
余計なトラブルを招いたりしがち。
なので大事なのは、最初から
「返金はどの条件で受け付けるのか」
「どんな手続きが必要なのか」
を明確に決めておくことです。



販売ページ&教材本文に書いとくのがマスト
ルールがはっきりしていれば
購入者も安心しやすいですし、
あなた自身も冷静に対応できるでしょう。
たとえば
「購入者都合の場合は返金不可」
「商品に不備があれば再ダウンロードリンク送付対応をする」
など、具体的にルールを
文章にしておくと迷いが減ります。
そして、
どの問い合わせにも
誠実に向き合う姿勢が
結果的に信用を育てます。
短期的には
負担に感じるかもしれませんが、
長く続けるほどに
その価値を実感できるはずです。
まとめ:実際何を守ればいいのか?
コンテンツビジネスを始めるなら
法律やモラルの
線引きを知ることはとても大事。
すべてを完璧に把握するのは
現実的に難しいと感じるかもしれません。
なので、
最低限守るべきポイントを
明確にしておくと迷いにくくなります。
著作権を侵害しない。
誇大広告や虚偽表示は避ける。
個人情報を丁寧に扱う。
この3つは絶対に外せません。
次に、
特定商取引法の表示義務をしっかり果たす。
提供する情報が
違法行為の指南にならないように気をつける。
ここもとても重要です。
あとは、
責任範囲と返金ルールを
最初から決めておき、
誠実に運用すること。
この基本が整ってれば
トラブルを大きく減らせます。
どれも派手な
テクニックじゃありませんが、
長く続けるほど、信頼の土台になります。