(もうやめてくれ…)
気づけば、また一方的に言葉を浴びせられている。
体は動かず、心はどんどんすり減っていく。
まくし立ててくる相手に
飲み込まれてしまってませんか。
「自分がちゃんと聞かないといけないのかもしれない」
「もしかしたら自分が悪いのかも」
そうやって
自分を責める気持ちが
どんどん大きくなってませんか。
実際のところ、
相手の言葉の勢いに
あなたが耐え続ける必要なんてありません。
相手の感情は相手のものであって、
あなたの課題ではないからです。
言葉の洪水に飲み込まれそうなときは
まくし立てる人と
向き合う時間って、
本当に心がすり減るんですよね。
相手の言葉が
とめどなく押し寄せてきて、
いつの間にか
自分の気持ちが
どこかに追いやられてしまう。
目の前の言葉の勢いに飲み込まれて、
何も考えられなくなる感覚。
僕も同じような場面に
何度も何度も立ち会ってきました。
何を言われていたのか
後から思い出そうとしても、
断片的にしか浮かばない。
でも
あの時の胸の苦しさだけは
ずっと消えずに残ってる。
経験してるからこそ
「僕が悪かったんじゃないか」
「もっと相手の言い分を受け止めるべきだったのかな」
自分を責める気持ちが出てくるのは
とても自然なことだと思います。
けれど、考えてほしいのは
本当はその状況自体が歪んでいるのでは?
ということです。
一方的に言葉を浴びせられて
相手のペースに合わせる必要はないし
責任を一人で背負う理由もありません。

そんなに聞いてほしいなら金よこせって話よw
あなたが感じているしんどさは
決して大げさなんかじゃない。
大きな負荷を受け止め続けて
我慢してきた証ですよ。
なぜ彼らは止まらずに話し続けるのか?
まくし立てる人の言葉に
巻き込まれてる時
「なんでこんなに話し続けられるんだろう」
て、不思議に思いません?
一見、ただの自己主張に見えても、
実はその裏には
複雑な気持ちが
隠れていることが多いんですよ。
①自分が正しいと証明しないと不安になる
まず一つ目は、
自分が間違っているかもしれない不安を
どうしても受け入れられない気持ちです。
「自分は正しい」
と言い続けないと、
心の中の不安が膨らんで
その重圧に耐えられなくなる。
だから
何度も同じ話を繰り返したり、
言葉で相手を
ねじ伏せようとしたりするんです。



自分の生き様に自信がないんでしょうね
ほんとは自分を安心させたいだけ。
弱い人間です。
でもその方法が
”一方的な主張”になってしまうので、
周りを巻き込む、てことになってしまう。
②相手を負かして立場を守りたい
二つ目は、立場を守ろうとする焦りです。
まくし立てる人にとって、
相手に譲ることは「負け」だと
感じてしまう場合があります。
なので
どんなに小さなことでも
優位に立つために話を続けてしまう。
これは
自分の立場を
守りたいだけじゃなく、
心の奥にある
傷つきたくない
見下されたくない
という恐れの表れでもあります。



クソビビリで草
周りから見れば
ただの意地の張り合いに見えるけど
本人にとっては
生き残るための必死の行動なんです。
③感情を整理できずにぶつけている
三つ目は、
自分の中の感情が整理できなくなって
あふれ出してしまった状態です。
不安や焦り、怒り、孤独感が
ぐちゃぐちゃに混ざって、
もう、どう扱っていいのかわからなくなる。
行き場を失った感情が、
勢いのある言葉となって
一直線に相手に向かっていきます。
「ただ聞いてほしいだけ」
「何かを変えたいわけじゃない」
そんな気持ちで話している場合も多いんです。
でも受け止める側からすれば
それはあまりに重たい負担になります。



「己を制御できないクソガキめ」で、いいと思いますよ
あなた自身も、いちど冷静になること
「なぜ?」を繰り返してみると、
その行動は
決して強さの証じゃなく、
むしろ弱さや不安の表れだとわかります。
なぜあれほど言葉を続けるのか。
なぜ自分の感情をぶつけるのか。
なぜ他人を巻き込まないといられないのか。
そうやって
理由を一つずつ紐解いていくと、
相手の言葉の勢いに
圧倒される必要がないと気づけます。
あなたが抱え込む必要はない
相手が抱えてる不安や苛立ちは、
もともとその人自身のものであって
あなたが解決できる問題ではないんです。
無理に理解しようとするほど
どんどん自分の感情が後回しになります。
「ちゃんと聞かなきゃ」
「相手を納得させなきゃ」
「どうにか覆さなきゃ」
「勝負を挑まれたんだから、戦わなきゃ」
こう思えば思うほど、
疲弊していく自分にすら
気づけなくなってしまいます。
それでも頑張ってしまうのは、
あなたが誠実で優しい人だからだと思います。
じゃあ、
その優しさを向ける相手は
まず自分自身であっていいはずです。
どれだけ心を尽くしても、
どれだけ丁寧に耳を傾けても、
相手の満たされない部分が
埋まることなんて絶対にありません。
勇気出して、一歩離れてみてください。
「これは僕の責任じゃない」と
心の中でつぶやいてください。
その一言が、
自分を責める呪縛をほどく
きっかけになります。
距離を置くことは冷たい選択じゃない
距離を置こうと考えたとき
「自分は冷たい人間なのかな」
て不安になるかもしれません。
特に、
まくし立てる人が
身近な存在だったり、
長い付き合いがあったりすると、
「見捨てるようで申し訳ない」
という気持ちが強くなりがちです。
でも、
距離を置くことは
人を突き放すことじゃありません。
むしろ、
あなた自信の心を
守るために必要な行動です。
相手の言葉に
毎回付き合ってあげてたら
気力も体力も
どんどん削られていきます。
その状態で
相手に優しくするなんて
ほとんど不可能に近い。
あなた自身にも余裕がなくなって
醜い泥仕合が始まるだけです。
なのでやっぱり
少し距離を取ることで
まずはあなた自身が
落ち着きを取り戻す必要があります。
思い切って離れてみると、
これまで気づかなかったことも見えてきます。
「どうしてあんなに責任を感じていたんだろう」
「僕だけが背負わなくてもよかったんだ」
こうして、
思い込みから解放される感覚が
生まれるはずです。
関わりを最小限にするのって
あなたが元気でいることが目的です。
長い目で見たら
一番大事なことなんですよ。
【ケース別】まくし立ててくる人との距離の置き方
距離を置くといっても、
相手との関係性によって
選ぶべき方法は違います。
「そんな極端なことできない」
と思うかもしれませんが、
これまでずっと耐えてきたあなたには、
極端に見えるくらいの選択肢が
ちょうどいいこともあります。
①友人の場合
友人だと思ってた人が
何度もあなたを否定したり貶めたりする。
ここで陥りがちなのが
「でも長い付き合いだし」
「きっと相手も余裕がないんだろう」
と理由を探してしまう現象。
でも、よく考えてみて。
そもそも、本当の友人って
一方的に疲弊させてくるような
ヒドイ人なわけなくないすか?
相手の機嫌に振り回されて
あなたの自己肯定感が
削られていくなら
それはもう対等な関係ではありません。
縁を切るって
大げさに感じるかもしれませんが、
それくらいの決意がないと
この苦しさは終わりません。
関係を整理することは
自分を守る自然な行動です。
「ここまでかな」
と思ったとき、
その直感を尊重しても
今後、なんの問題も起きないケース多し。
②配偶者の場合
配偶者がまくし立てる人だと
離れることに
強い罪悪感が湧いてくると思います。
「結婚した以上、最後まで一緒にいるべきなんじゃないか」
「この人も辛いんだから支えなきゃいけない」
責任を抱え込む人は本当に多い。
でも、
あなたが耐え続けることで
本当に相手が変わるでしょうか?
根拠は?
自信は?
そしてそこに誰がリソースを割く?
まずは1クッションおいて
『カウンセリング』なんて手もありますね。
カウンセリングを試すのは
決して弱さじゃありません。
二人だけでは解けない
絡まった糸を、
第三者の視点で整理する機会。
それでも変わらないなら
別れるという選択肢もあっていい。
てかそもそもね、
”運命の相手”って
あなたを繰り返し
傷つける人のことじゃないから。
自分を愛する責任は、自分にもあります。
③職場の人間の場合
職場でまくし立てる人がいると
逃げ場のなさが本当に苦しいですよね。
「仕事だから我慢するしかない」
「ここを辞めたらもう居場所がないかもしれない」
そんな気持ちが積み重なると
心も体も限界を超えてしまう。
最初にできるのは、
上司や人事に相談すること。
部署を変える選択肢を探してみること。
…まぁぶっちゃけ
現実的じゃないでしょうから、
もっと根本的に
環境を変えることを考えるべき。
あとこれは
残酷な現実ですが、
どこの会社に行っても変なヤツはいる。
『勤めること自体をやめる』
という選択肢が
あなたを救う可能性だってある。
業務委託だの
起業だの
いろいろありますけど、
才能なくてもできますよ。



僕ができたんで(自虐)
”自分を守る”ということは
特別な人だけのものじゃありません。
家で1人でやれる仕事を
少しずつ積み上げていく
なんて方法、いくらでもあります。
自分で働く場所を選ぶ
自由があることを、
どうか忘れないでほしい。
これからの時代、
「逃げる」ではなく『選ぶ』です。
『関わらなくて済む世界』に移行してしまおう
じゃあ、ここから先の人生、
『メンドイやつと関わらない世界』
に移っていくための
具体的なステップを考えていきましょう。
とはいえ、
すぐにすべてを断ち切らなくてもいい。



僕は即日バッサリ型ですがw
じわじわ型で耐えられるんなら、最初はそれでもいいと思う
まずは自分の心が
穏やかになる距離を
見つけることから始めてみてください。
一番シンプルなのは
物理的な距離を取ることです。
会わない。
見ない。
聞かない。
言わない。
アルティメット日光東照宮(?)
「自分はもう一方的に抱え込まない」
こう決めるだけで
気持ちがだいぶ楽になります。
数ヶ月もすれば、
以前よりもずっと落ち着いて
自分の時間を
過ごせるようになってるはず。
関わらない世界に移行することは
決して逃げじゃありません。
あなたがこれから
元気100%で生きていくための
大事な選択です。
あなたの心に余白が戻るように
今日から少しずつ始めてみてください。