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部下に自発的に動いてもらえる”楽ちん上司”になる4ステップ

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この記事を書いた人

山吹誠

WordPress歴8年・ネット起業ニート│エンタメ譲りのストーリー戦略|ゆるくて学べるYouTubeセミナーが評判|SNS導入実績→40日でnote10,000PV突破|某ボーカリストの中の人|おいしいお酒とジビエと下町が好き

目次

答えはダメ上司の中にある

悲しいことに世の中、無能ゆえに経営を傾けてしまう”ダメ上司”で溢れているわけですが。

じゃあ、自分がダメ上司にならないためには何をしたらいいか?

結論から言うと、”ダメ上司の逆を行く”が一番簡単。

そのために『ダメ上司をロジカルに理解する』のが大切です。


よく分かってないうちに理想の上司情報を入れても、ダメ要素が基盤にあったら遅かれ早かれコケます。

コケてしまうということは、たとえ10年ほんきで学んでも、全部ムダになってしまうってことですね。

そんなの嫌じゃないですか、さっさと尊敬されたいし、さっさと部下に仕事振って楽になりたい。

ので、ダメ上司の条件をきちんと理解しましょう。

きちんと理解し、自分の中からダメ要素を取り除けば、相対的に理想の上司情報だけが自分の中に残ります。

まずはご参考までに↓

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リーダーシップ力を学習する

理想の上司になるためには”リーダーシップ力”を身に付ければ解決します。

リーダーシップ力を分かりやすく言うと『人間関係力』ですね。

  • 会社・上司都合でなく、部下の立場に立って考えられる
  • 部下の長所を見抜く審美眼を持って接する
  • 部下の自発力を引き出してあげられる
  • 部下自身の頭で考えられるように的確なヒントを出せる
  • 部下の悩みに寄り添ってあげられる

例えばこういうのがリーダーシップ力として語り継がれています。

簡単そうに見えて、ちゃんと勉強しないと意外とできないモンです。(ダメ上司たちはことごとく勉強していません)

で、コレに加えて、僕が上司になって部下を持つなら、絶対に取り入れるなぁって要素があります。

サボりを取り入れる

僕が上司になって部下を抱えることになったら絶対に”サボり”を取り入れます。

例えば手っ取り早く、休憩時間を長くしたり、増やしたりしますね。

もちろん会社にはナイショで!w

10分休憩を15分に増やしてあげたり、昼休憩を60分→70分にしてあげたりとかね。

サボりを取り入れた上で、「サボるためにどうするか考えるのがあなたたちの課題です」て軽い口ぶりで言っときます。

たったこれだけで、部下が勝手に育つ仕組みが完成してしまいます。

「居心地がいい」と感じるシステムを作る

労働者は、居心地がいい職場に居続けたいモンですよね。

これは平社員も管理職も、社長でさえも同じ気持ちでしょう。

ルールが甘いゆるふわ職場を辞める人ってなかなかいません。

ギスギスしてて「仕事!仕事!残業!仕事!」みたいなクソ職場だったらバッタバッタと人が辞めていきます。

じゃあその当たり前を利用して、部下が自動的に育ってくれるシステムを作っちゃおうってこと。


部下みんなが長い間働いてくれれば、シンプルに利益が安定します。

利益が安定すれば給料が安定、もしくは昇給するかの二択になるので、下がらない給料・ボーナスを担保に離職を防げます。

また、部下がより長いあいだ同じ仕事に就いていれば、自然と技術が熟練されていきます。

技術が熟練されていけばミスが減って、業績が安定して、給料・ボーナスの安定も確保できます。

おまけに、(相対的に)部下自身の仕事が簡単になっていくことで、新しい仕事を任せることができるようになります。

仕事に慣れて部下のリソースが増えることで、上司の仕事まで少しづつカバーできるようになります。

自分が楽になると、手伝ってくれる可能性が上げられるんですね。


人間、仕事が楽になると性格が穏やかになっていきます。

みんなが穏やかになると、人間関係のトラブルが減ります。

”人間のストレス因子=人間関係によるものが100%”といわれている現代社会で、ストレスが少ない職場は労働者から重宝されます。

休みが多いし人もいい、となると、”他の就職先”という選択肢がみんなの中からだんだん消えていきます。

=さらに辞めにくくなります。

=さらに安定・向上していく正のループ。

要するに、”彼らを逃さなければいい”だけの話なんですね。

童話『北風と太陽』から学べる教訓

世の中のダメ上司さんたちは決まって

「(私のために)働け」

「(私のために)休むな・サボるな」

「(私のために)辞めるな」

程度の言語しか喋れません。

”北風と太陽”ってイソップ童話知らんの?と問いただしたくなりますw

人間の脳みそは、「やれ」と言われたらやりたくなくなる習性があります。

じゃあ利用しない手はありませんよね。


ちなみに”北風と太陽”というのは、旅人の服脱がせゲームの話。(言い方)

まず北風くんが突風でビュービューと上着を吹き飛ばそうとしますが、よけい寒がってしまって脱がせられません。

次に太陽くんが直射日光でジリジリ照らしたところ、汗びっしょりになって勝手に上着を脱いだ。

これ、当たり前のことなんですが、童話にして広めてあげないと実行できない、貴重なスキルみたいです。

語彙力を増やす

仕組みを作っただけじゃ”調子乗ってサボり過ぎる→業績低下→収入低下”というリスクが拭えません。

なので僕だったら自分の『語彙力』を上げます。

リーダーシップ力=人間関係力。

で、人間関係はすべて言葉で行われるからです。

語彙力を上げて部下に寄り添い、信頼関係を築きます。

”好きなようにサボれる自分→上司がサボらせてくれている”と意識させましょう。


世のダメ上司たちはこぞって”コミュ障(コミュニケーション障害)”です。

コミュ障って、単語、言い回し、会話する方法を知らないから起きる現象。

=あらかじめ知っていれば自信がついて、自然とできるモンなんですね。

部下との共通言語をより多く知っておく準備。

まずはここから始めてみましょう。

感情を刺激する語彙を増やす

だからって「広辞苑読みましょう!」じゃ寿命がいくらあっても足りませんね。

それに、まんべんなく語彙を増やしても、日常で使える言葉って限られてるのでムダなんです。

じゃあどんな語彙を増やすのか?というと『感情表現』に関する語彙です。

仕事=感情です。

これ一生使える本質なのでもう一度言います、『仕事=感情』です。

部下一人ひとりの感情に寄り添い、刺激することができれば、勝ったも同然。

言い方を変えれば、感情に寄り添うことこそ、上司としての”唯一の”仕事なんです。


世の中に”働きたい人”なんてただの1人も存在しません。

人それぞれ生きる目的があって、目的達成のためにしぶしぶ働いてます。

  • お金のため→遊びたい・出かけたい・買いたい・貯めたい・将来の不安を消したい
  • やりがいのため→暇で退屈・家に帰りたくない・能力が低い自分から目をそらしたい
  • 世間体のため→他人より下はイヤ・周囲にマウントを取りたい・評判を下げたくない
  • 社会貢献のため→世間から必要とされたい・有名になりたい・役に立つ自分が好き

労働者の感情の根っこはこんな感じ。

僕も、あなたも、他のみ~~~んなも、しょせんは汚い生き物ですよ。

仕事以外に関しても同じで、みんな人間なのでいろんなことを考えながら暮らしてます。

”いろんなこと”なんて陳腐な言葉を使わないと文字数が足りないくらい、いろんなことを考えてます。


で、その”考え”の根っこにあるのが感情で。

感情を刺激することができれば、相手にとっての”いい人”になることができます。

いい人の言うことは聞きます。

いい人がくれた言葉を信じます。

いい人が困っていたら助けたくなります。

そんな『私たちでなんとかしてあげたい人間』が、理想の上司像です。


恐ろしいほど使えないダメ上司たちは、驚くほど感情に無頓着。

「(お前のことはどうでもいいから)働け」

「(お前のことはどうでもいいから)休むな・サボるな」

「(お前のことはどうでもいいから)辞めるな」

てめーは馬なのか鹿なのか問いただしたくなりますねw

感情を理解できないから、感情を理解してもらえません。

他人の感情を雑に扱うから、自分自身を雑に扱われます。

結果、部下にストライキを食らって、面食らいます。

救いようのないどうしようもない人間になってしまう前に、感情を重んじて部下と接しましょう。

感情を放り込めるチャンスを打算的に待つ

「部下の感情を理解するのがどうしても難しい」て場合もあると思います。

特に男性。

学びたての段階では、知識をどう生かすか?が体感で分からないので仕方ないです。

  • 感情なのか・じゃないのかが分からない
  • 感情に対する反応方法が分からない
  • 感情に寄り添うという感覚が分からない

ていうね。

なので僕からのアドバイスとして『会話の流れにフォーカスせず、感情刺激のチャンスを狙って』をぜひ受け取ってください。

感情刺激のチャンスの例文

基本的に『喜・怒・哀・楽』さえ狙っておけば無難です。

ガンガン挟んでいくのは慣れてからでOK。

「週末、インスタで話題のパン屋さんに行ってきたんです」
→「いいね!楽しかった?

「きのうコンビニでアイス買って帰ったのに、車に置きっぱなしで水になっちゃったんです」
→「それは悔しいね!」

「猫が死んじゃいました…今日は休ませてください」
→「分かるよ、寂しいよね、辛いだろうから仕事のことなんて気にしないで休んで」

「新しいスニーカーに変えたんです」
→「かっこいい! センスいいね!羨ましいな~私もそろそろ買い替えたい!

と、日常会話を分解してみると、感情ってわんさか掘り出せます。

  • 部下の感情
  • 自分(上司)の感情
  • 会話の中で新しく生まれる感情

なにげない、くだらない、仕事上ムダな会話にこそ、理想の上司になるための材料がゴロゴロ隠れているモンです。


「理想の上司になる方法なのに仕事の会話じゃないじゃん」

当たり前。

業務連絡に信頼関係は介入しません。

業務連絡で友達はできません。

業務連絡で恋愛はできません。

業務連絡しか能がない上司が慕われる世界線なんて存在しません。

業務連絡のスキマにちょびっとはさまっている”人間らしい会話”に意味があるんですよ。

=すべてはサボりから始まるんですよ、サボりからね。

理想の上司になるまとめ

STEP
リーダーシップ力を学習する
STEP
サボりを取り入れる
STEP
語彙力を増やす
STEP
感情を放り込めるチャンスを打算的に待つ

最後に一個言っておきたいんですけど、”部下との距離はつめていい”です。

やっぱね、人間って”見てほしい”んですよ。

  • しぶしぶがんばって働いている
  • がんばってるんだからちゃんと報われたい
  • 仕事ごときでムダに悩みたくない
  • 立派な一人の人間であること

とかね。

”見てほしい”を履き違えた人たち・おろそかにした人たちが、関係が浅いうちにプライベートを根掘り葉掘り聞いたり、クソつまらん飲み会に強制参加させたり、明らかに脈なしなのに告白して仕事場で気まずくさせたり、頭なでなでセクハラしたりします。

方法が正しければ、いくらでもつめていいし、あっちからもつめてきてくれます。

正しい方法を知れば、楽ちん上司になるのはわりと簡単です。


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